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| (ふ) |
じゃあ、車椅子の人が困っていたときの方法を話そうね。
まず、「よく見ること」。まわりの状況もよく観察するんだ。危険がないかどうかね。止まっている場所が道路なら、車やオートバイなど、他の交通がどうなっているか確かめよう。急ぐあまり、自分が事故にあってしまったら、たいへんだからね。
そして安全を確認したら、車椅子の人の前から近付いて、声をかけてみよう。
「どう声をかけたらいいか」って。
いつもと同じさ。「こんにちは」。それでいいんだよ。
そしてなにか困っていないか、聞いてみよう。お手伝いできることか、それともできないことか、確かめて、必要ならまわりにいる大人の人に声をかけて、一緒に手伝ってもらおう。
この「声をかける」と言う行動は「車椅子の人」だけではないんだ。
お年寄りも、目の不自由な人も、怪我をしている人も、みんなおなじさ。まずは「コミュニケーション」、これが基本だ。
そして、車椅子の人へは、できればかがんで話しをするのもいいね。目の高さを同じくらいにして話しをすることをおすすめするよ。 |
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聞いてみたら、「車椅子を動かす手伝いをしてほしい」、と言う場合の基本はこれ。
「急」のつくことは「絶対」にしちゃいけないんだ。
急発進、急停止、急旋回、この3つは絶対だめ。車椅子の人は、はじめて会った人に自分の命をあずけるわけだから、不安だし、ちょっと怖いよね。ちゃんと安全に動かしてくれるかどうか、わからないからね。
動かすときは、必ず声をかけてどのように動かそうとしているか、教えてあげるんだ。動かしている間も、話しをしながらやるといいね。
スムーズに走らせるのが大事で、急に走り出したり、いきなり止まったり、身体が横に揺れるような進路変更やカーブはしないこと。
スピードも速くなくていいんだ。できればゆっくりの方がいい。まだ信頼関係が十分ではないから、速度が速いと不安になっちゃうからね。
「そぉーっと」、「慎重(しんちょう)」、「丁寧(ていねい)」、この3つを忘れなければ大丈夫!。自信をもって協力しよう!
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道路の坂道では、上り坂なら普通に押して行くし、下り坂の場合も急坂以外は前を向いたままでもOKなんだ。
ただし、きつい坂は車椅子の人が後ろ向き(坂の上を向く方向)で、ゆっくり下るんだけど、自分も後ろ向きで歩くから、転ばないよう十分に注意しなければいけないんだ。ブレーキ付きの車椅子なら、ブレーキをかけながら、事故のないよう動かしてあげよう。
建物の入り口などにあるスロープ(短い急な坂道)の場合、、上るときは普通に押していいんだけど、決して「勢い」つけて上がらないようにするんだ。
ちからが足りないようなら、何人かで押上げたり、大人の人に手伝ってもらおう。
ゆっくり上げないと、途中でバランスをくずして柵や建物にぶつかったり、ガイドや柵のないスロープだと階段に落っこちて事故になっちゃうから、絶対いきおいつけて登りきろうとしないでね。
スロープを下るときは、後ろ向きでおりるんだ。坂の上に車椅子の人の顔が向くようにして、ゆっくり下りよう。
自信がなかったり、できないと思ったら、無理をしないで、大人の人にも手伝ってもらおう。
歩道など左右に傾いている場所を通るとき、偏向(どちらかに曲がってしまうこと)に気をつけよう。
車椅子は、傾いた道を通るとき、下っている方に曲がってしまうんだ。前輪が「自由回転運動」をする構造になっているからね。
道が傾いていることが、はっきりとわかるような場所では、ハンドルをしっかり持って、進路がそれないよう十分に注意しよう。
高い方に押す気持ちで、動かすとまっすぐに進みやすくなるけど、こういう場所は慎重に車椅子を操作してくださいね。
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