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ひまわりプラザが調査したことや、研究の結果わかったことを資料にしておいてあります。
写真やイラストを使って、バリアフリーやユニバーサルデザイン、モビリティハンディキャップ(モビリティ=移動の可能性)について、わかりやすく解説します。

(あ) 最近、ユニバーサルデザインとか、バリアフリーって言葉を使うことが多いけど、それってなあに。
(ふ) 「ユニバーサルデザイン」って、どんな人でも使える、または使いやすい、かたちやしくみのことを、「ユニバーサルデザイン」ってよんでいるんだ。
街づくりや建物のデザインもこれにはいるよね。
(あ) ふーん、そうなんだ。じゃぁ「バリアフリー」は?。
(ふ) うん、その話しもしようね。
まず「バリアフリー」っていうと、普通はお年寄りや、身体に障害のある人たちのためにある言葉、って感じがするよね。
まちがいじゃないけれど、それだけではないんだな。
お年寄りや、身体に障害のある人はもちろん、おなかにあかちゃんのいるおかあさん、ベビーカーを押しているおかあさん、そして子供たち。
また、若くて健康な人でも、けがをして身体が使いにくい人も含めて、考えなければいけないことなんだ。
「バリアフリー」という言葉は、「障壁(バリア)」つまり、自由に動けなかったり、邪魔になるもののことを言うことばで、「フリー」という「自由に」または「なにもない」という意味の言葉と、あわせているんだね。
つまり人の行動の、邪魔になるものをなくそう、という言葉なんだ。少しわかりにくいかもしれないけど、よく意味をおぼえておいてね。
お年寄りや身体の不自由な人だけではない、みんなに関係する言葉、ということを忘れないでほしいんだ。
(あ) なるほどね・・・。そういう意味なんだ。
たしかに、駅などの階段で、買い物をした袋を持ったおかあさんが、あかちゃんを乗せたベビーカーを持ち上げて、階段をおりている姿を見ていると、たいへんそうだし、滑ったら危ないよね。
(ふ) そうなんだ。いいところに気がついたね。
「バリアフリー」という言葉には、2つのことがあるんだ。
ひとつはいま話しがでた、「階段」のことや、道路や家の中にもある「段差」、「通路」や「ドア」の幅、「てすり」など、建物や設備に関連する物のことを言うんだ。

もうひとつは、「国」や「町の役所」がする、「制度」や「しくみ」などがありますね。また、社会に暮らす、わたしたちみんなの考え方や、応援したり、協力することも必要なんだ。
たとえば、法律や条例というしくみをつくって、だれもがみんな、快適に不安のない、生き方ができるような工夫をし、「国」や「町」は、「駅」の階段にエレベータを取付たり、段差のない通路を作りなさい、というふうにお願いするんだ。
「車椅子の人」や、「つえをついたお年寄り」も、楽に電車で、おでかけできるようにね。「バス」も「乗り降り」がしやすいよう、床が地面に近い「低床バス」や「ノンステップバス(床に段差のないバス)」、「車椅子用のリフト付きバス」が増えてきたのも、「国」や「町」、それぞれの「会社」のおじさんたちが、「法律」や「条例」、「制度」を基にして、協力したからなんだ。
また、「標識」や「表示」の書き方や、置く場所の工夫をしたり、「見やすく」することによって、みんなが便利に利用できるようになるんだ。
これら「国」や「町」の仕事で、代表的な仕組みをいうと、2000年に始まった、「バリアフリー法」というものがあるんだ。
ひろく「社会」全部に役立つ「仕事」や、「しくみ」を考えたり、実際に「整備」したりすることを、「国」や「町」の「社会福祉」や「公共」というんだ。
つまり、困っている「人」や社会的に「弱い立場」の人たちを「助けたり」、「応援」してくれる「福祉」は、強い「味方」なんだね。
そして、もっとも大きな「味方」は、「わたしたち」なんだ。
大きなことは「国」や「町」の人たちにしてもらうけど、身の回りでよくある「バリアフリー」をできるのは、実はいちばん近いところにいる「わたしたち」であることを、忘れてはいけないんだ。
わたしたちがすることは、「国」や「町」の仕事にくらべたら、「小さい」ことかもしれないけど、最も重要で、必要なことがたくさんあるんだ。
(あ) よくわかんないなぁ。ひとりひとりの「個人」では、たいしたことできないとおもうけどなぁー。
(ふ) そんなことないんだょ。
たとえば、みんなの乗る「自転車」はとても便利だし、あちこちに、行けて楽しいし、お買い物も便利だけど、止めておくとき、迷惑かかっていないかなぁ。
もしも、「目の不自由な人」や「車椅子に乗った人」が「歩道」に止めてある「自転車」がじゃまで通れなかったとしたら・・・、「バリア」を作っていることになるよね。
でも、「バリアフリー」のこと考えて、「自転車」の「止め方」を工夫すれば、それもりっぱな「協力」なんじゃないかなぁ。
ふだんから自然に「考えたり」、「注意をしたり」することが、重要なんだ。「関心をもたなかったり」、「気にしない」、「自分だけよければ」っていうことが、いちばん大きな「バリア」だと思う。
もし車椅子の人が、「声もだせない人」だとしたら、どうなると思うう?。
いつどくかわからない「自転車」が動くまで、待っていなければならないよね。だれかが気がついて「協力」したり、どかす「お手伝い」をすることも大事だけど、そういう「状態」をつくらないことが、いちばん大切なんだ。
(あ) よくわかった気がする・・・。ちょっとしたことでも、実は大きなことになるってことだね。逆だとしたら・・・とっても怖いことだよね。自分のした「たいしたことない」と思うことが、大きな「迷惑」や「危険」につながるんだもんね。
(ふ) そうなんだ。
自転車やお店の荷物を歩道に置いたという、たいしたことない、よくあることと思いがちだけど、「悪いこと」が重なった時は、「命にかかわる」という話しをしよう。
もしも、車椅子の人が、せまい歩道で、置いてある自転車に、困っていたとする。運悪く他の人が通らなかったとしたら、どうなると思う?。
お店の人も、表のことに気づかず、車椅子の人は車道側にある「狭い隙間」を通りぬけようとするかもしれないね。
歩道って雨がふったとき水が歩道に溜まらないように、道路側へ少し傾けてあるところも多い。
こんなところで、狭い隙間を通り抜けようとしたら、傾いている道路側に進んでしまうかもしれないよね。
歩道は少し高く作ってあるところもあって、こんなところでは、その段差が車椅子を転落させてころぶこともあるとおもう。
ころんで道路になげだされたとしたら、そして運悪く車が走ってきたとしたら・・・、最悪の場合、死んじゃうかもしれない、たいへんなことになるんだ。
(あ) そんな悪いことばかり考えても、しょうがないんしゃない?
(ふ) そんなことはないんだよ。
これは「フェイルセーフ」という考え方で、悪いことにならないよう、最悪のことを想像して、どうしたらこのような悪い結果にならないよう、気をつけたらよいかを、考えることなんだ。
「たぶん、だいじょうぶだろう」、「平気だろう」、「事故になんか、ならないだろう」といったような「だろう・・・」の考えはやめて、「かもしれない・・・」という考えを持つことが必要なんだね。
「ひょっとしたら迷惑になるかもしれない・・・」とか「困る人がでるかもしれない・・・」、「もしかしたら事故になるかもしれない・・・」ってね。
こういう考えができれば、そうならないためのやり方を、みんなが工夫したり、考えたことを話したりすることで、困っている人の「助け」になることもあると思うし、なにより、みんなで快適な、そして気持ちいい、世の中で暮らしているほうが、いいとおもうよ。
(あ) そりゃあそうだよね。そのほうが楽しいよね。
(ふ) ただし、みんなで助けあって生きることは、とても大事だけど、なんでもかんでも、手伝えばいい、というものではないんだね。
そこの判断が、難しいかもしれないけど・・・、もしも困っているようだなぁって感じられて、そのように見えたら、その人の前から「声」をかけてあげるんだ。けっして「後ろから」話しかけたり、いきなりひっぱったり、車椅子を動かしたりしてはいけないんだ。びっくりしちゃうからね。
まず話しかけて、困っているかどうかたずねてみる。
お手伝いが必要と言われたら、どのようにお手伝いをしたらいいか、教えてもらうのがいちばんいいとおもうよ。

それと盲導犬が仕事をしているとき、犬にはなしかけたり、なでたりしないでほしいんだ。
もしも犬の散歩をしているときに盲導犬と出会ってしまったら、リード(ひもやくさり)を短く、しっかり持って、自分の犬が、走っていったり、近寄ったりしないよう、気をつけてあげてほしいなぁ。
盲導犬は、目の見えない人の「目」のかわりをする、とても大事な仕事をしているんだ。だから仕事中は、おとなしくみまもってあげてほしいんだ。
(あ) そうだよね、わたしもおやつたべているとき、よこでごちゃごちゃいわれたら、気がちっちゃって落ち着いてたべれないもんね。
(ふ) 「がくっ・・・」
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