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この「防災チャンネル」は、ATVあさひテレビジョンが過去の災害を風化させないよう設けたものです。
またこれまでのATV災害報道取材や、災害現場取材から得られたことを活かし、必ず発生するであろう次の災害に教訓を残し、工夫や改善を促す一助となるよう弊社サイトで公開しています。
災害で失われる人命がゼロとなるよう、また被害の軽減や間接被害の予防につながるよう、都市部などの弱点や盲点を調査取材し、得られた情報を公表しています。

■ 毎年9月1日は防災の日

  −現在 「  緊急情報 」 はありません−



■構造物の老朽化、地震の揺れで被害拡大の恐れも/設計施工の古い初代路線、東海道新幹線の脆弱性
下の画像は東海道新幹線、新横浜−小田原間の盛土区間。
線路など路盤の圧力を受けて、土台の盛り土を固定するコンクリート壁が外側(道路側)にふくらんでいる。
大きな亀裂も複数箇所あり、大きな地震が発生した場合、崩れる恐れもある。
通過列車の危険はもちろん、通行中の人や車も巻き込まれる恐れもあり、早急な対処が必要。
東海道新幹線は用地買収から開業まで、余裕が無く「突貫工事」をおこなった箇所も多く、また設計年度が古く、耐震設計の基準の取り方も現在より甘い部分もあるようです。
また当時の施工技術レベルや、東京オリンピックに間に合わせるため工事を急いだこと、資金や資材面など考えても大きな地震に耐えられるか心配なところがたくさんある。
次期高速新幹線の実用化試験車両「N700系」のテスト走行が始まったが、「足もと」の土台となる構造物を抜きにして高速化だけを目指すことはやめてほしい。
車両を軽量化してもスピードが速くなっては、通過するとき路盤、道床が受ける衝撃力は大きくなる。
通過の度繰り返し受ける振動や衝撃を支えるのは、下のような構造物である。
弱った土台でどこまで地震に耐えられる、と考えるととても恐ろしい。

2005年11月27日午後1時ごろ、JR東海の社員さんが亀裂のチェックに来ました。
改修補強工事に向けた準備の調査ならば良いのですが。



高架橋の構造や橋脚の設計で共振や振幅が大きくなることもある。
列車通過中に揺れた場合、橋脚の破壊は免れても、建設の新しい他の新幹線に比べ脱線、転覆など被害が大きくなる恐れもある。
新潟県中越地震で高架走行中の新幹線が揺れにより脱線した。
この場合、スラブ軌道と排雪溝に車体が挟まったことと、道床がコンクリートで比較的平滑だったため、転覆したり高架から転落することも無く幸いしたが、東海道新幹線は「バラスト道床」。軌道から飛び出すことを防ぐための要素は無い。

道路下をくぐる新幹線。道路には橋桁が落下するのを防止する金具がついているが、土台ごとずれたら落橋は免れない。


アスベストが使われている建物が被災したら大変です。
倒壊や破損の衝撃で粉塵が舞いあがり飛び散る。また復旧のための取り壊しや排除の際、アスベストを考慮して取りかかるか疑問を感じる。
「地震被害の後」に「アスベストによる健康被害」というダブルパンチは避けなければなりません。
災害時の緊急ということで、なんら配慮も考慮も無く重機で取り壊すことは、次の世代を担う大切なこどもたちのためにも慎まなくてはならない。
被災直後は街全体がほこりっぽい。アスベストを通さないフィルターのついたマスクを避難所に保管したり、各家庭に配置するなどの対応は十分だろうか。
予算がないなら各家庭に協力を仰ぐなり、メーカーに頼んで安くしてもらう、それができないなら補助金を出して個人が低い負担額で買えるようにするなど工夫してほしいと思う。


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住宅や高層建築の密集した都市部。直下型地震の備えはできているか

建物の密集した都市部の眺め直下型地震の怖さは中越地震で実証されました。
見わたすかぎり建物が連なる東京の町並み。住宅や高層建築の密集した都市部で想定される直下型地震が発生した時の備えはできているのでしょうか。
密集地での火災の怖さは神戸の震災でよくわかりました。
密集地は建物の倒壊などで道路は通行不能となり、消火や救助活動も困難になることが予想されます。
砕けた窓ガラスの破片も脅威となる。高い建物のガラスほど遠くに飛び、落下してくる威力も大きなものとなます。
歩行者の安全対策も重要な課題。
この映像から地震が発生した時のこと、想像してください。今までの教訓を活かして防災意識を高めましょう。
「直下型地震の備えはできているか」
 建物の密集した都市部の眺め
□コンパクトWMV 6.04MB/3分05秒
□高画質WMV 21.9MB/3分05秒
普段でもこんなことがある都市部です
□火災現場へ急行する消防車に
立ちふさがる「傾いた電柱」


地震がきた時の対処と行動
地震がきたら・・・ ■ グラッと来たら、まず落ち着きましょう
■ 冷静になって身の安全を「最優先」に
■ あわてて行動しない
■ 落ち着いて身体を守れる場所や、テーブルの下などに移動しましょう
■ 鍋を使っているときは、すぐに離れましょう。火を消す余裕がないときはコンロの火は考えず、熱湯をかぶ
  らないことに専念しましょう
■ 油を使った調理中も、逃げることを最優先に、やけどの防止に努めましょう
■ 耐震装置付きのコンロなら揺れを感じて自動消火するので、やけど防止だけをまず考えましょう
■ ガス栓閉めるのは揺れが収まってから
■ 落下物や倒れてくる家具などから、身体を守れる安全な場所で揺れの収まるのを待ちましょう 
揺れがおさまったら ■ 揺れがおさまったら、周囲の様子を確認しましょう
■ 暗いときは用意してある懐中電灯を点灯して、明るさを確保しましょう
■ 周囲を確認しましょう。見るだけでなく「音」や「におい」も注意します
■ 火を確認して出火を防ぎましょう
■ ガラスや瀬戸物の破片でケガをしないよう、スニーカーや厚手のスリッパをはいてから移動しましょう
■ 危険な物には近づかない
■ 室内の様子を観察して、ケガなく行動できるか確認しましょう
■ 安全な通り道があるか室内を観察しルートを決めましょう
■ 近くの窓から周囲の様子を確認しましょう。火災が発生していないか確かめましょう
■ 家族の無事を確認します。声に出して名前を呼んだら、返事を聞くためにしばらく静かにします
■ 救助が必要か確かめます
■ 落ち着いて注意しながら屋外へ出る準備をします
■ 防災袋があれば背負います
■ 携帯電話は通話や情報収集だけでなく、懐中電灯としても使えます
■ 近くの出入り口から外に出ますが、飛び出しては危険です。まず扉や窓を開けて足下や上からの落下
  物がないか確認してから外に出ましょう
■ 隣近所の人に声をかけ、無事を確かめ合いましょう
■ お年寄りや身体の不自由な方が住んでいたら救助に手を貸しましょう
■ 家や周囲に差し迫った危険がないとき、テレビやラジオが使えるときは情報を確認しましょう
■ 危険を感じたら指定の避難場所、または安全な開けた場所へ落ち着いて避難しましょう
外出中のとき ■ 外出中、歩いていて地震が発生したら、落下物を避けるため近くの安全そうな建物内に避難しましょう ■ 建物に付いている看板が落ちてくることもあるので建物内へ避難する
■ 建物のタイルやコンクリートパネルがはがれ落ちる危険もあるので、歩道や道路上に立ち止まらず建
  物内へ逃げ込む
■ 建物のガラスは最大の凶器。高い建物ほどガラスの飛散距離は大きく、遠くまで飛んでくる
■ 倒れた電柱や電線には近づかない
■ 揺れがおさまり、一息時間をおいてから次の行動をしましょう
■ 避難場所がわからない初めてのところでは、その場所にある会社の人や住民に尋ね一緒に避難しま
  しょう
■ 火災を出さないことが重要。衝突した車のガソリンや漏れた都市ガスに注意し、引火のきっかけを作ら
  ない
■ パニックを起こさない。パニックが起きている場所にいたら、集団から離れる
■ 携帯電話を持っていたら着メロを聞く
■ 周囲の状況が見える場所へ行き状況を把握する
■ 火災の可能性がある「黒い煙」がないか方向を調べ安全な方向を探す
■ 瓦礫や道路のひび割れ、段差、陥没に注意し、ケガをしないように慎重に歩く
■ 余震のとき逃げこめるよう安全そうな建物を探しながら歩く
■ 音やにおいに注意しながら歩く
■ 都市部では避難路に使える道が限られるので、避難する人で大変混雑する。歩行速度はかなり落ち
  るものと考え行動計画をたてる(初詣やお祭りの人混みを思い出してください)
■ とにかくケガをしない。ケガをすると行動の自由を縛られ、避難にも支障がでる
日頃の備え ■ いつ起きるかわからない地震。日頃の備えが大切です
■ 火災にならないよう火の始末に気を付けましょう
■ いつでも使えるよう消火器の点検忘れずに
■ 消火器は火元近くや取り出しやすい場所に設置
■ 倒れやすい家具は固定しましょう
■ 家の中にエスケープゾーンを作りましょう
■ 床にコップや皿の破片が飛散しないよう、家具扉を固定する(避難の妨げになり、裸足ではケガをして
  行動不能になります。足を怪我すると行動に制約が・・・避難の遅れにもなります)
■ 食器棚など扉にガラスがある家具は飛散防止フィルムを貼ると安全です
■ 足を守るためスニーカーや厚手のスリッパなど、すぐはける場所に用意しましょう
以下作成中
◎土砂崩れの警戒
地震の揺れでできた地表のひび割れや亀裂に警戒してください。
崖や斜面では崩落や土砂崩れの恐れがあります。余震のほか以下のことも作用して崩れることもあります。
・隙間から入った雨水で地盤がゆるみ崩れることがあります。
・寒くなると隙間の水分が凍結し、体積が増えることで隙間を広げ、崩落につながることもあります。
・雪の重みも作用するかもしれません。
地面のひびや隙間、亀裂の観察や注意を怠らず、二次災害の起きないよ警戒してください。
◎路面陥没が心配。道路のアスファルト下に空洞が・・・
地震の揺れでアスファルト下の路盤に空洞部ができている恐れがあります。
表面上アスファルトが損壊や陥没していなければこの空洞部は気がつきにくく、車両の通行や重量のある大型車両が通れるようになったとき、突然陥没する恐れがあります。
◎地震による土砂崩れでできた「天然ダム」。土石流やダム決壊による増水、河川氾濫も発生する危険があります。
◎救援物資を送るときは・・・
善意の救援物資を送るとき、必ず災害対策本部へ。
テレビや新聞で報道されている避難所へ直接物資を送るよりも、対策本部でご確認頂く方が被災者の方の必要としている物品がわかりますし配送もより確実になります。
・救援物資を被災地まで運ぶ際、高速道路の通行料金が免除されます。(免除には物資を送る人の住む市区町村の証明書が必要となります)
新潟県中越地震
長岡市崩落現場
地震の揺れで山体崩落。崩れた土石に走行中の乗用車が巻き込まれた現場。
消防レスキューが生存者を捜索している活動のひとコマ。
救助活動の様子はテレビ各局が現場から生中継し全国へ伝えた。
しかし被災者配慮の足りなさや取材活動のあり方などの問題点も多く、阪神淡路以来変わらぬ状態を露呈した災害であった。

日本をはじめ世界中の人たちが無事を祈った母子3人の救出。
元気な男の子の姿に喜んだ一方、お母さんと女の子を生きて救出することはできませんでした。
この母子をはじめ、震災でお亡くなりになった多くの方々へ、ご冥福をお祈り申し上げます。
また怪我をされた方や心の傷を負った方々、家や土地を失った多くのご家族にお見舞い申し上げます。        
ATV あさひテレビジョン スタッフ一同

ATV あさひテレビジョンは気象庁の新潟県中越地方地震発生を受け、災害取材装備で出動しました。
新潟県中越地震では被災地に迷惑のかからぬよう放送中継車やワゴン車は出動させず、特別なニュース取材仕様の軽自動車で現場入りしました。
被災者救援活動を最優先としているので、邪魔にならぬようコンパクトな車と最小人数、軽装備で取材活動をおこないました。
取材活動中の食糧や飲料水、電源、燃料、その他備品など一切を横浜より持っていきました。現地での食糧や飲料水、物品、燃料などの購入は一切ありません。
もちろん被災者用支給品などは一切受け取っていません。
また避難所へのカメラ取材は一切おこなっておりません。最小限必要な話を聞くだけにとどめました。

◆ライブラリ 新潟県中越地震静止画像

◆新潟県中越地震/被災地の記録映像



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